カテゴリー「コミュニケーション」の17件の記事

2009年1月12日 (月)

“気付かされたい”のではなく、“教わりたい”・・・(その2)

僕が知財管理を受け持つ研究所の雰囲気がなんか変だ・・・。明かりが消えたように活気がない。どうしてこんなに元気がないのか、原因を調べたところ、研究所の活動方針について、部長と部下メンバーの意見が合わず、デッドロック(膠着状態)になっているようだ・・・。

更によく事情を聴いてみると、どうやら原因は、”部長の部下への指導が熱心過ぎて、部長が一技術者として何かと口を挟むと、部下はそれを上官としての指示だと受け取って言われた通りにする結果、うまくいかないときには「なぜこんなことをしたのか」と部長から責められる、という部下の不満にあるらしい・・・”。いわば「ボタンのかけ違え」と思って、たいしたことないと楽観していた。

ところが、この状態が半年以上も続いて、”一発触発”状態までいってしまった。僕は危機感を感じ、パワーポイントに現状をまとめて、研究所長に進言することにした。所長は忙しい人なので、「20~30分でいいからともかく話を聴いてほしい」と僕は所長にアポをとった。

アポの当日、僕は研究所の今の実態を所長に訴えた。

僕が一通り話終えたところで、思いがけなく、所長からこんな言葉をかけられた・・・。

「こんな大事なこと、20~30分で話ができることじゃないよ。なぜ”重要なことだから1時間欲しい”と云わなかったのか?」と。そして、

「おまえは早口だから、自信がないように聴こえる・・・。もっと落ち着いてしゃべれ。」と。

僕は所長に、”自分の言いたいことが伝わった”、と思ったのと同時に、”このことを所長は以前から充分感じていたんだ・・・”と思った。

何故か所長から、ひどく感謝されてしまった・・・。なんだか分からないけど、危機を感じていることが伝わったのだからそれで良かったのだが・・・。

所長は、周りから慕われている人だ・・・。その理由を、このとき僕は気付いたのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月21日 (日)

自宅近所の図書館にて・・・

自宅近所の市立図書館に立ち寄りました。
目当てにしていた本が”貸出中”だったので、あきらめて
何げなく館内を徘徊していたら、おもしろい書架コーナーを見つけました・・・。Ca330331

そこには「ヤング・アダルト」というカテゴリが付いていました。

書架に押し込まれている本のジャンルは、混沌としていて例えば、次のようなものでした。

①なぜ「従軍慰安婦」を記憶にきざむのか
②きみとオートバイ
③ゼニの秘密教えたる
④戦争はなぜ起こるか
⑤学校がアホらしいキミへ
⑥必ず釣れるフライフィッシング
⑦路上音楽―ストリート・ミュージシャンズ・バイブル
⑧Quiet Storm 静かなる嵐―HIV/エイズとたたかう人々の勝利のために
⑨あなたがもし奴隷だったら…
⑩めぐみ〈前編〉
などなど・・・

このコーナーを企画した人は、”いいセンスしてるな~”、と僕は思いました。尊敬します。
情報の受け手(この場合、図書館の利用者、特に中高生だろう)に対し、情報の渡し手(この場合、図書館を書架をマネージメントしてる人)がコミュニケーションを仕掛けています。

ただ、迷い悩んでいる中高生が、何人この棚の前に足を止めてくれるだろうか・・・。

僕ら大人にできることが、ほんとうに試されるのはここから先とも云えるよね。

今日たまたま通りすがりに気が付いただけなのかも知れませんが、図書館のスタッフ皆さんのチャレンジャブルな取組み姿勢に感心したのでした・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月20日 (土)

なぜ、機会を活かせないのか・・・

僕の属する職場では、週一回金曜日が、”カジュアル・デイ”になっています。ノーネクタイのカジュアルな服装で勤務して、社員間のコミュニケーションを図ろう、というのがその趣旨です。このカジュアル・デイが、今月一杯で中止されることが、幹部会議で決まりました・・・。

正直、「せっかくのいい習慣だと思っていたのに、なにも中止にしなくても・・・」というのが僕の感想です。

理由を尋ねてみると、「①ドレスコードが踏み外されていて、過度にだらしない服装になっている、ということ(=節度がない)と、②趣旨のコミュニケーション円滑化につながっていないこと(=効果がない)」からとのことです。背景には、会社の業績不振を受けて”社員に一層の危機感を持たせるため”があると感じました・・・。

中止に至った経緯を、僕が一部始終知っている訳ではないので誤解があるかもしれないですが、僕の次のように思いました。

①節度がない、について
・例えばシャツをズボンの外に出していたり・・・する社員は全体から見れば一部であり、大多数はきちんとしていると思うこと。少なくとも人に不快を与えるようなことはないと思うこと。
・この一部の社員は注意に従わなかったのだろうか・・・。思うに、若手社員がファッションでシャツを出しているという感覚であって、注意すればすぐに従う素直な彼らだと僕には感じられます・・・。

⇒つまり、”注意がないから本人は気が付かない”だけじゃないだろうか。自分の頭で常識的に考えろ、といっても彼らは素直だから常識的に考えてシャツをしまわないのかもしれない・・・。

②効果がない、について
・服装だけ変えてもコミュニケーションがよくなるはずがありません。目的が共有されていないんです。本部から出された、カジュアル・デイの運用通知だけを読んで、各人が思い思いに判断して実行したら、こうなります。グループ・ミーティングで、メンバーと問題(コミュニケーションの不足)を共有し、課題化していつまでに達成するのか、に落とし込まなければ効果がでないのはある意味当然のことだと思います。

”ピンチはチャンスだ”、と思うのです。機会喪失が一番もったいないです。上司と部下が、ベテランと若手が、仲良くなれるチャンスなのに・・・。
二カ月も経ったら風化して忘れ去られます。もう決まったことだから仕方ないですが・・・。

コミュニケーションを良くするための、コミュニケーション・スキルが欠けていた・・・なんて悲しすぎます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年12月17日 (水)

明日は、”おりこうさん”といって誉めてあげよう。

コミュニケーションスキルが高い人ですねえ~。橋本さんに感心しました。文部省がほんとうに”バカ”かどうかはともかく、いいツッコミだと僕は思いました。080206top

しかし、いつもいつもこの教育制度改革がらみのニュースを聴いてウンザリするのは、御上が、「こう決まったよ。よかったな。あんたのためだよ」と結果だけ、「ポンっ」と渡されて、何のことだか僕ら庶民にはぜんぜんわからないことだ。

僕も小学生の子供がいるけど、ゆとり教育で教科書がうすっぺらになったと思ったら、中身は高度なことをたいていイラスト一枚で説明していて、「見やすいけれども、難解で何が書いてあるか結局わからない」。大人の僕が見てもですよ!

これで、”ハイッ、授業時間は短くなりました!」っていうカラクリか・・・。

ようするに、ゆとり教育っていうのはこれまでの学習量はそのままに、教科書の文字を少なくしてイラストとマンガに置き換え、「ホラッ、薄くなったでしょ」=ゆとり教育完了!!!ってことか。

これをやられると先生もたまったもんじゃない。まじめで熱心な先生ほど、教科書に頼れない。ほとんど無いほうがマシ、状態でしょう・・・

何の話だっけ?

そうそう、「おバカ」発言でしたね!

義務教育を過ぎたら、早く社会に出るのが、一番のきょーいくだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月16日 (火)

相手の靴を履け!

「相手のことを理解したいのなら、その相手の靴を履いてみることだ」ということわざを聴いたことがある(確か、アラブの国の・・・だったと思うが)。

靴底は、人の一番ハズカシイところ、という意味合いらしい。それを自分が身に付けてこそほんとうに相手を受け入れたことになり、親しくなれるのだと・・・ Kutsu_2

このことざわを知ってか知らずか、ニュースでのブッシュさんのジョークが冴えていた。

退任を控えたイラク訪問で、iイラク人記者からにわかに投げつけられた靴を巧みに交わして、一言、”靴のサイズは10インチらしいな”

こんなジョークを飛ばせるのはいかにもアメリカ人を象徴している。

でもどうせなら、”俺のサイズ(靴です)は、10.5インチだぜ”といって、”悪いけど履けないぜベイビー”と続けて欲しかった気がする・・・。

そうじゃなければ、”俺のサイズ(やっぱり靴です)も、ちょうど10インチなんだ、気が利いてるぜベイビー”といって、その場で履いてみせたらよかったのに・・・。

 

 

 まだまだ、修行が足りんな!

 

 

 オバマさんだったら、どうしただろう・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

「役割」という触媒

あなたは職場でどのような役割を担っていますか?

もちろん、本業としてあなたの専門性を発揮した業務上の役割はあるでしょう。それを通じて社会とコミュニケーションする・・・すばらしいと思います。

それ以外に、なぜか例えば、災害時の救護役、労働規則順守の見張り役、セクハラ・パワハラの相談窓口なんていうのもあるでしょう・・・。

役割を担うことは、飛躍のチャンスだと思うのです・・・。ある役割を与えられてその責任を果たすということは、とてつもなくその人の能力を引き出します。
自分の本業じゃない・・・といって、クールに割り切ってしまえばそれまでです。

だけど、人は自分の目的を見出し、裁量が与えられた時こそ、チカラを発揮したいと頑張る、と思うのです。

メンバーそれぞれに、本来業務以外の個別の”役割”をどんどん与えて、任せてみてはいかがでしょう。

必ず新しい発見があると思いますよ・・・^^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月18日 (火)

”バリア”は、ただ”クリア”する・・・。

上司をバリア(障壁)だと思っていませんか・・・。
「僕はこの企画を通したいんだけど、上司が何て云うだろうか。僕の提案はいつもことごとく反対されるし・・・どうすればこのバリアを突破できるのだろう」と。

少し視点を変えてみてはどうでしょう・・・。

正面から壁を打ち破ろうとしても、そりゃ先ず無理でしょう。「なぜ僕の提案はダメなのか、上司が提案の良さを理解できていない」、と躍起になって上司を理解させようとすることにこだわる。それこそ落とし穴なのです・・・。

つまりこういうことです。

”「バリア」を突破するのでは無く、ただ、「クリア」する”(一応、”韻”踏んでマス^^;)

上司がほんとうに障壁かどうかは別として、クリアするとは、
①まず、自分の目標を「バリアの先に」おく
②上司の言い分を半分だけ聴く(ここポイント!)
 つまり、指摘された企画の欠点を、半分だけ直して、もう一度提案するのです
③②を何回か繰り返します。
④上司は、「まあ、仕方ないか・・・」で、企画は通る。
⑤めでたし、めでたし。

・・・って、そんなことあるワケ無い!と思ってるっしょ。
それがあるんです。
これでも、立派なWIN-WINです。

上司は「考え方」を変えたのではありません、ましてや「性格」を変えたのでもありません。ただ、あなたは、「障壁となっている状態を変えた」のだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

「NO」のコミュニケーション

いいコミュニケーションの秘訣は、いわずもがな、「YES」を表現することでしょう。相手をこころから承認すること、受け入れること、そのはっきりしとしたサインが、「YES」です。

誰もが、相手から認められれば、うれしいです。モチベーションがあがります。
・・・と、ここからが本題です。

連絡があるはずの部下Aクンから、時間になっても連絡を受けずにいる上司Bさんは、どう感じているでしょう?、”便りの無いのは良い知らせ?”と感じるワケはありません。何かトラブっているのでは、と悪い方に考えるのがあたりまえの反応です。あるいは、”Aのやつ、連絡を忘れているんじゃないか?”と批判的に反応するかもしれません。いずれにせよ否定的に考えがちということです。

こんな場面で、理由はともあれAくんは、まず間違いなく上司Bさんに、”ダメ出し”されるでしょう・・・

でも上司から「NO」を発せられるのは、いわばあたりまえのこと。「NO」は部下を拒絶しているんではありません。ましてやその部下を嫌っているのではなくて、「NO」が自然で、本気のコミュニケーションなのです。

相手から「NO」と言われて、ひるんでいませんか・・・^^;)

”否定するのが当たり前でまとも・・・”そう思ったらコミュニケーションは意外と楽になりませんか・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

先輩が、後輩に教えるということ。

職場がなんとなくギスギスしている、ってことありませんか・・・。
空気って、敏感に伝わりますよね。正社員、派遣社員、アルバイトといった立場の違い、年齢やその職種の経験年数の違い、など一昔前と大きく様変わりしていると感じます。

改めて、「先輩が後輩に教えるということ」

これはもっとも典型的なWIN-WINの関係つくりの例だと思います。

WIN-WINの関係」とは、“それぞれの立場の両者が、共に損をしないばかりでなく、相乗効果を発揮できる関係”を云います。

先輩は、後輩の間違いを指摘する“タイミング”や“理由をしっかり伝えること”の重要さと同時に、難しさを実感することができます。

後輩は、初めのうちは何を注意されたのかほんとうの意味がわからないと思いますが、次第に自分の行動として身に付いていくと思います・・・。

両者が共に成長できるチャンスを、先ずは先輩からつくる、ことが大事だと思うのです。

人は、人との関係性の中で仕事をしているのです。これがチームで仕事をするもっとも効率的な時間の使い方だと思います。

僕自身もそうですが、つい目先の忙しさにかまけて、時間が無いことを言い訳にして関係つくりが後回しになりがちです・・・。ふと気が付けば、これは実はlose-loseの関係だったのです。

いつもながら、自分へのツッコミ^^;)でした・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年10月24日 (金)

”あいさつ”できてますかぁー!(アントキの猪木風ふうに・・・)

昨日、ヒューマンリレーション研修で、人と人のいい関係を作るコミュニケーションのコツを教わりました。その中で、なるほどなあ・・・と改めて気づいたこと。
それは、ちゃんとした「あいさつ」してますか?・・・です

あいさつの”あ”は、⇒相手の目(顔)をみて、
あいさつの”い”は、⇒いち早く、
あいさつの”さ”は、⇒さやわかに、
あいさつの”つ”は、⇒ついでに一言!

というようにできていないと、あいさつとはいえないのだそうです。

講師の先生いわく、アンケートによると、上司の80%は、メンバーに対し「自分はきちんと”あいさつ”をしている」と答えるのに対し、メンバーの80%は上司に対し「「上司は”あいさつ”をしてくれない」と答えているのだそうです・・・。
このギャップはなんなんだろうと思ったら、上記の「あ・い・さ・つ」の4つができていないから、ということです。特に、”あ”の省略が多いのだそうです。それと”つ”がすごく重要だそうです。

なるほどなあ・・・、自分も確かにできてないわ・・・(目からウロコ)

そういえば、僕の席のとなりに、あいさつの後やたらと一言かけている輩がいます。

この輩への、僕の眼差しがこの瞬間から一変したのは、想像に難くないでしょう・・・(^^;)

この年になっても、自分の成長を感じマス。シアワセ・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年7月 2日 (水)

先読力(さきよみりょく)

先日の丸島さんのお話で、印象に残ったことを書きます。
それは、企業の競争力維持において、三位(事業・研究開発・知財)一体の“先読力”が大切と云うこと、デス。

僕はこの“先読力”という言葉に反応し、次のように理解しました・・・。

例えて云うなら、バッターが打席に入ってヒットを打とうと思ったら、ピッチャーがボールを放した瞬間0.2秒(バッターまでの距離の1/3以下)の位置で、球種、コース、ストライクかボールかを読んで、スイングに入らなければ間に合いません・・・。野球をする人なら誰でもこのことを知っています。そして訓練します。仮説と検証です。ピッチャーがどのような投球フォームで、ボールがどのような回転で、どのような角度・強さで向かってくるとき、ボールが手元のどこに入ってくるのか・・・と。この途方もない訓練を積み上げることにより、打てるようになるのです。

僕が尊敬するI氏は、コミュニケーションでこの先読力を発揮します。僕が相談にI氏を訪問すると、イントロで雑談をし、本題に入る前、まだ何もしゃべっていないうちに、何を相談しにきたかを見抜くのです・・・。僕の声や顔・仕草を手早く観察していたのだと思います・・・。

“先読力”とは、訓練と観察で、身に付くのかもしれませんね。

似ている言葉に、脚本力(シナリオ力)というのもあるようですが、僕は先読力の方がすきですね。先読力にはどこか、あるがままのものを、どう受け入れて、どのような構えをするのか、訊かれているような気がします。脚本力の方は、よりコントロールする意思が入っているように思います。これはこれでいいと思いますが・・・^^;)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月30日 (月)

いかに自分の”持ち味”を出せるか・・・

今日は“弁理士の日”(というのがあるんです!弁理士法の前身である「特許代理業者規則」が施行. された明治32(1899)年7月1日を記念して、毎年. 7月1日を「弁理士の日」と定めました。)のイベントで、講演会『企業の知財力強化』を聴きに行きました。場所は大阪ビジネスパークの円形ホールです。Ca330253p

聴講の目玉は、ずばりキャノン顧問の丸島儀一氏の基調講演でした。以前に二度、生でお会いしています(と言っても一方的にこちらが知っているだけですが・・・^^;)。久しぶりの“丸島節”、健在でうれしくなりました。

丸島氏の人となりは著書「キャノン特許部隊」に表出・集約されていると思っているのですが、改めて、人間性豊かな丸島氏のファンになりました・・・。

今日印象深かったお話は、丸島氏自身も企業弁理士として活躍されてきたのですが、「企業において資格に直接の意味は無い。ただ、それが自分への目標設定(マイルストーン)になって、自信を付けるために必要なんだと・・・」。全く僕も同感です。知財立国を目指して“弁理士を増やそう”という国の方針が表明されていますが、いとも軽快に喝破されているところが、丸島さんらしくて良かったです・・・。

資格なんて何の役にも立ちませんよ。あたりまえです。次に何を勉強したらいいかって?好きなようにしてください・・・。資格とは、”プロセス”であり、自分自身が値付けするものでしょう。

丸島さんのように、”自分らしさ”とか、”持ち味”を、どうどうとオモテに出して生きる、のはあこがれです。なかなかできませんが・・・^^;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月29日 (日)

「相手本位」ってなんだろう・・・

若手社員の研修メニューに出てくるキーワードに、“相手本位”というのがあります。これは、僕なりの解釈では、“お客様の立場になって自ら考え、行動すること”と理解しています。また、おそらく“自分本位”という言葉があるのでその対義語として出てきたことが想像できます。
少し考えてみると、相手本位の“相手”って誰だろう?・・・。真っ先に、お客様(=商品・サービスを買ってくれる人)という答えは浮かびます。でも他にも存在するように思います。“未来を担う子供たち”であったり、“組織の中で自分の前工程にいる人、後工程にいる人”であったり、“業界の競争相手”だって対象になり得るでしょう・・・。
ということは、“相手”=“自分につながっている自分以外の人”という定義が良さそうですね・・・。
では、“本位”ってなんだろう?・・・。例えば、自分よりも相手を“優先すること”、“奉仕のこころで接すること”、あるいは“顔を立てること”、でしょうか、なんとなくわかるような、でもうまく説明できません。
あくまで、僕なりの理解なのですが、①先ず、「自立」(特に精神的な)があって、その土台の上に“相手”に対する働きかけがあるんじゃないかということ。②相手本位も自分本位も本来的には最適解にはならないんじゃないかということ、を感じます。

なにがいいたいかというと(いろんな思いはあるんですが)、若手社員はみんなマジメで優秀なので、相手本位を滅私奉公だと思って、相手に尽くそうとまっしぐらに考え続けたなら、自分と折り合いがつかなくなって、鬱(ウツ)になるんじゃないか・・・という心配です。僕がそうでしたから^^;)
「相手本位」って、わかるんですけど、伝えるのはすごくムズカシイ!
スタートでもないし、目指すゴールでもないですよね・・・。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年6月25日 (水)

合理性と自分らしさのせめぎ合い

以前から親しくさせていただいている弁理士のNさんと歓談しました。話題は、地球温暖化の原因から始まり、組織論、ブログの可能性まで多岐に亘り、終電まで^^;)、盛り上がりました。

話の中で共感したのは、①やっぱり、組織は「人」のかたまりだから、本人が働いて楽しくなけりゃ、お互いモッタイない!(永チャン風に)、②でも、これから本格的に「個」の時代がやって来るのは、カクジツでしょう!、さあ、どうする?でした。

リンクアンドモチベーション社の小笹芳央氏によれば、これからの時代、組織のリーダーには次の5つの対立軸をうまくバランスさせるセンスが求められるのだと・・・。

①「効率」 vs 「感情」

②「受容」 vs 「支配」

③「短期」 vs 「長期」

④「論理」 vs 「感覚」

⑤「分化」 vs 「統合」

の5つです。

このブログのテーマにもなっている“組織と個”というのが、“合理性”すなわち「効率」、と“自分らしさ”すなわち「感情」ということなので、①にかろうじて当たってマス。

そうか、改めて組織のリーダーってスゴイんだよね。あと②~⑤の4つものバランスも考えてマネジメントしているってこと、ホント”超人”ですよね。
まあ、いまの自分の実力はこんなもんです・・・^^;)、充分満足していマス(笑)

Nさんに、またお会いできる日を楽しみにしています!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月23日 (月)

新入社員クン、調子はどう?

新入社員クンが、ちらほら初契約をゲットしてくる時期です!^^;)
あるいは、まだの新入社員クンは焦りの色が見えてくる時期でしょう・・・。

いま、あなたはこの4月に晴れて営業社員一年生、になりました!
でも、まだ我慢の日が続いています・・・^^;)

あなたがどんなに頑張っても、心・技・体のすべて、どれ一つでもお客様を上回ることなどできないのです。なぜなら、あなたは”経験値”が圧倒的に低いからです。
専門性、人間性、精神性etc、どれをとっても勝てるわけはありません・・・。
でも、それでいいと思うのです。
”熱意”だけを抽出してみたらどうでしょう・・・。お客様を上回ることはなくとも、近づけるかもしれません。お客様が、「君の熱意には、感心したよ・・・」といって、買ってくれることはほんとうにあると思います。あなたにお客様が”自分を重ねてくれるから”です。

翻って、僕自身が自分が成長するきっかけになったと思う瞬間を振り返ると、ほとんどすべて、人から気付かされている、と思います。自分が自分のチカラで辿り着いた結果ではない、と思うのです。自分の構成要素の大部分は、人から与えられたもの、ということです。

だから、自分の意見、自分らしさをぶつけてみたらどうでしょう・・・。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月17日 (火)

子供と、“ヒーローインタビュー”!!

親子で遊びながら、子供のコミュニケーション力を伸ばすとともに、モチベーションを上げるのに、ちょうどいいゲームを紹介します。それは“ヒーローインタビュー”です。これ、かなり強力です^^;)
子供が頑張ってテストでいい点をとって来たり、一生懸命に絵を描いてコンクールに入賞したり、何かの成功体験を得たタイミングで(ここポイントです)、子供をヒーローと讃えてインタビューをしてあげるのです。子供が得意になって気持ちよく話せるようなムードを創ってください。

インタビューする質問は、例えばこんな感じです!

・今の気持ちを一言どうぞ!

・どうして、こんなにスゴイことができたんですか?

・できる!、と思った瞬間はどんな感じでしたか?

・壁にぶつかって悩んでいる人にアドバイスを一言!

子供は、次の3つの機会を与えられて充たされるのだそうです・・・。
     傾聴
⇒自分自身が“よくやった”と思えることを、聴かれるとうれしいのです。
     承認
⇒相手が一緒に喜んでくれたことに、安心するのです。
     質問
⇒訊ねられると考えます。もっと良くするには? 陰で支えてくれた人は? 他にできることは?・・・良い選択肢が増えていきます。

次ぎに交代して、子供から親へインタビューをします。
子供)最近つらかったことは何ですか?
親)いろいろ・・・^^;)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月 7日 (土)

ネット・セントリック(Network centric)

ネット・セントリックという言葉があります。辞書を引くと、次のように説明されています。

「ネットワークセントリックの略で、ネットワークに焦点を当てて、環境変化に不断に適応する生態系のように意思決定や活動をとらえる考え方のこと。ボトムアップ型の自己同期可能な組織とすることで、すべての情報をリアルタイムで共有でき、ネットセントリックの考え方は企業や国家戦略のあり方にも関係している。そしてネットセントリックであることをネットセントリシティという」と。以前、紹介した「遠距離交際と近所付き合い」に詳しいです。また、映画「踊る大捜査線」のpart3”レインボーブリッジを封鎖せよ!”にも犯人グループの組織形態として採り上げられてたりします。

今日、僕が属しているワーキンググループ(以下、WG)で、この臨場感を一瞬ですが確かにはじめて体感しました。このWGの目的は、「新入社員にとってほんとうにためになる研修ってなんだろう」という問いから始まり、実体験を中心とした研修プログラムを企画・実行することをミッションとしています。自ら手を挙げた有志の先輩社員たちが部門横断的に集まりました。このWGに属する個のマインドがとても高く、とても自然に互いの知恵とチカラを集めて目的に向かう勢い(ダイナミズム)を、確かに強く感じたのでした・・・。
ネットワークの中の誰がリーダーというわけでなく、ネットワークそれ自体が意思をもつ生きモノのようなカンジ・・・。

”ネット・セントリックって本当に存在するんだ・・・”というのが今日の僕の気づきでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)